技術紹介 TECHNOLOGY

4つの専門分野が支える
東和化学の技術力

お客様のニーズにお応えすることを目的とし、取り組んでいます。
そのためには、信頼のおける材料・品質及び生産性に寄与した金型構造、
品質保証に直結するトレーサビリティーの管理システムが必須アイテムと考えます。

また、量産製品を実現するためには試作が必要となりますが、この試作段階から
量産化の構想を検討し展開させていただきます。

01 材料開発

製品の用途により、材料に求める内容は変化します。

  • 用途に対する材料特性の選定及び開発
  • 用途に対する寿命のあり方…長期試験による検証
  • 長期試験による劣化挙動の確認

これらを加味したオリジナルの材料開発によりお客様のニーズにお応えします。

信頼性試験関連

実機、または実機相当の試験装備での長期ランニングによる信頼性確認

  • 電気ポット、炊飯ジャーランニング試験
  • 自動車用 耐電圧リーク試験機

試験と試験機の写真 実機、または実機相当の試験装備でのランニングテストによるゴム製品の寿命想定の確認試験

02 金型設計

金型は形取るものだけではなく、様々な影響力を持ち、役割を帯びています。
品質、効率に対し効果的な金型製造への取り組みを行っています。

  • 品質安定化………出来栄え品質に直結する成型安定性を確保する金型製造の確立
  • 作業性……………合理的な安定作業への展開
  • 更なる効率化……自動化への展開性(自動化設備も設計対応します)
金型設計フロー
  • PC画面の様子

    金型設計FMEA構築

    金型設計FMEA構築ツールをベースとした設計基準を金型設計に展開。

  • PC画面の様子

    金型設計

    意図する目的を金型仕様に展開し、構造の詳細に至る具体的な金型設計を行う。

  • PC画面の様子

    品質分析ツール

    品質分析ツールによる品質対象課題を顕在化し要因調査の上、金型設計にフィードバックする。

このサイクルアプローチが、
成型メーカー独自開発のより良い金型につながります。

03 試作関係

量産及び製品を実現化するための重要なプロダクト

試作に関するコンセプト
  • 要求規格に準じた製品を納入する。
  • 試作における問題点、リスク、歩留りを顕在化する。(試作結果報告書…社内報)
  • 試作のリスク回避策を量産に展開する。
試作工程

お客様の開発製品の実現化に向けた取り組み

お客様の開発製品の実現化に向けた取り組みを表している図

試作型 3000面以上の実績あり

04 品質保証

トレーサビリティーネットワークによる全行程をつなげる品質保証体制

代表事例

代表事例を表している図

品質保証活動

・QC工程表に基づく品質保証

  • 管理検査(初期及び仕様変更時)
  • 工程の確からしさに基づく品質保証
    材料練(練工程管理システム、キュラストデータ)/成型条件モニター群管理システムデータ / 検査結果による出来栄え保証
  • 顧客対応
    顧客品質マニュアル・規格・その他対応 / クレーム対応 / その他対応
  • 品質情報展開